『心理学化する社会』

課題図書 
心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか
心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか斎藤環

出版社　PHPエディターズ・グループ
発売日　2003.10
価格  　￥1,470（￥1,400）
ISBN:4569630545

    

        ココロ系用語が大衆化し、心理学者の発言力が増し、現代社会は「心理学化」していく。精神科医がその背景にあるものを鋭く分析する。
  • 推薦者：コロ（タソ）

C：コロ姫たまの「トラウマは纏足」、名言です（笑）。

K：「トラウマは纏足」というのはちょっとだけ「やったな＞自分」って感じたわ（笑）。
纏足とは「人工的・人為的につくられた」「弱さが強みとなる」「時代性の中でのみ有効」という意味で当該課題図書の中で語られる「トラウマ」と近い部分があるのかなと思いました。
纏足を扱った作品で鳩山郁子の『カストラチュラ』（ISBN:4883790649）という秀作がありますね。