『アフターダーク』読書会

K:10月23日に村上春樹著『アフターダーク』読書会が行われました。部屋名は「アフター26」でした(笑)。部屋名につけるコメントは「村上春樹アフターダーク』読書会です」にしてしまったのですが、本来は「26から27までのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。」とするはずだったのです(笑)。「アフター26」の時点でやや滑っているような感覚を得たので、さらなるダメ出しをされる可能性が高いことであるなあと思い控えたのです(笑)。舞台裏公開なのです(笑)。
カイエ姫たまがお手本として出していただいた「エリ&マリ」というお部屋名はシンプルかつ訴求力があり、エレガント!と思いましたが「お誕生日特権」が意識されていないのでアタシのお部屋名の勝ちです(笑)。
アフターダーク』に関してはすべてが過程の状態、何かから何かへと移行するであろう過程(もしくはどこへも移行しないという過程)を描いた作品というご意見をカイエ姫たまから頂きました。頂いたご意見は本当にそのとおりだと思うのね。我々の日常が何か結末らしい結末を得られないここと同様に、この物語はどこかに収束していくわけではなくて登場人物すべてに、「結末」の与えられないこの物語にアタシは居心地の悪さを感じて、「どこに焦点を当てていいのかわからない」という感想を持ったのかもしれません。

C:報告ありがとう。
正直に言えば、「部屋名は“アフター26”です」と聞いた瞬間に、「ちょっといいじゃないか」と思ったのです(笑)。誕生日特権×『アフターダーク』がそう着地したかと感心してしまったのです(笑)。
舞台裏の公開はとても嬉しいのですが、せっかくならそのコメントは読書会で公開して欲しかったなぁ…。自己規制はなしだよ?(笑)公開を控えて滑り・ダメ出しを回避するなんてコロ姫たまらしくありません(笑)。
僕考案の部屋名が誕生日特権を意識していないがゆえに負け、とのことですが(負けてないけどねっ!)、僕との比較という相対評価で優ったとしても、「アフター26」&併記(予定だった)コメントそれ自体が既に絶対的に負けなんだよ……などと意地悪を言ったら、冒頭の発言と矛盾しちゃうよね?(笑)
素敵なお部屋名でした。誕生日特権発動による『アフターダーク』へのお付き合い、そして読書会の開催どうもありがとう。(04/11/07)