『O嬢の物語』

O嬢の物語
O嬢の物語ポーリーヌ・レアージュ澁澤龍彦

出版社 河出書房新社
発売日 1992.06
価格 ¥588(¥560)
ISBN:4309461050
パリの前衛的な出版社ポーヴェールから1954年に刊行された本書は発表とともにセンセーションを巻き起こしドゥー・マゴ賞を受賞した。女主人公の魂の告白を通して、自己の肉体の遍歴を回想したこの書物は、人間性の奥底に潜む非合理な衝動を抉り出した、真に恐るべき恋愛小説の傑作と評され、多くの批評家によって賞賛された。
  • 推薦者:ひめごと秘め子嬢(コロ嬢)*1

C:少し早いけど、企画の連続性のようなものを大事にしたいので、05年1月の課題図書も掲示します。前年の締めくくりと新年の幕開けがポルノグラフィーです(笑)。エ○○ロです(笑)。
12月の課題図書以上に、本作は「文学的ポルノグラフィー」(©澁澤龍彦)というジャンルにおいてスタンダードな存在だよね。「タイトルはよく耳にする。でも読んだことがない」、そんな一冊でもあるのかな?
部屋名は、「カ○エ嬢の物語」にだけはしないでよ?(笑)

K:掲示をどうもありがとうー。
あたしのほうでも載せようか載せまいか悩んで、1月になったら掲示をしようと思っていたとです。初めての「よかいち読書」*2企画*3から、課題図書が2冊も選出されるとても喜ばしいことになりましたね(笑)。先日映像*4で見たレアージュはとてもきれいなおばあちゃんでしたね。彼女の「この物語は彼*5のために書きました」という言葉がとても印象的でしたよ。
部屋名は「C嬢の物語」*6にしましょうか?(笑)(04/12/16)

*1:候補作リストに挙げたのは僕なのですが、打たれた布石によりコロ姫が主催者に。

*2:だからこの呼称は変えようよぅ(笑)。

*3:新名称は決まった?(笑)

*4:あの作品で、作家アラン・ロブ=グリエの妻が“女王様”であることを初めて知ったよ。

*5:出版社の編集者さんだったかな?

*6:C嬢にすると、ほらお互いに関係があるから(笑)。