『城の中のイギリス人』
城の中のイギリス人 | |
アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ/澁澤龍彦訳 出版社 白水社 発売日 1984.11 価格 ¥998(¥950) ISBN:4560070660 | |
ピエール・モリオンの匿名で秘密出版*1されていた『城の中のイギリス人』がようやく仮面をぬぎ、真の作者マンディアルグが登場した。実験的性の追求者モンキュが、閉ざされた城の中でくり広げるエロとグロの情景は、読者を性の歓喜の夢幻境へ誘う。まさに、現代の文学的ポルノグラフィーの傑作。 |
- 推薦者:カイエ嬢*2
K:新企画「よかいち*3読書*4」より初の課題図書が誕生いたしました(笑)。
「文学的ポルノグラフィー」が語られるときには必ずと言って例に挙げられ、そしてそれゆえ今までは読まずに通ってきてしまった作品のうちのひとつかと思います。
部屋名は、「城の中の☆君(イギリスより)」で仮決定ですね(笑)。
C:課題図書の掲示どうもありがとう。おつかれさま。
今回は初めて、コロ姫に掲示をお願いしちゃいました(笑)。
新企画「よかいち読書」は候補作のリスト作成段階からたいへん盛り上がり、1作のみとするのは惜しいので、12、1月の連続実施となったんだよね(笑)。(04/12/04)
交換していこう!
C:「よかいち読書」(旧名「ターゲット読書」)提案の際に姫が書いてくれたように、お互いに読みたい本を挙げていくことは、同時に情報交換にもなっていて、興味深かったので、これは続けていきましょう。
課題図書の候補作ということでは特になく(もちろんなってもいいのだけど(笑))、僕が最近触れた情報のなかからピクピクした本を挙げていくね。
K:「なんだかきっとこの本には自分をピクピクさせる要素が含まれていそうなことであるなあ」という本に目をとめるけれど、そのまま通り過ぎていってしまうことってあるよね。
情報交換とお互いの忘却を防ぐためにこちらに記録していきましょう!(04/12/02)
- 『アイムソーリー、ママ』桐野夏生
- 作者: 桐野夏生
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/11/26
- メディア: 単行本
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- 『残虐記』と併せて気になる作品です。『OUT』以降の桐野の長編はコンプしたいよ(笑)。
- 『愚か者死すべし』原籙
- 作者: 原リョウ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: 単行本
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- 原の約10年ぶりの新刊だよっ!もう書かないのかと思っていたからね(笑)。
- 『ナラ・レポート』津島佑子
- 作者: 津島佑子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/09/25
- メディア: 単行本
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- 太宰の次女著です。
- 『ペンギンの憂鬱』アンドレイ・クルコフ
- 作者: アンドレイ・クルコフ,沼野恭子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: ペーパーバック
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- 『恋愛の国のアリス』嶽本野ばら
- 作者: 嶽本野ばら
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2004/10/15
- メディア: 単行本
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- 『少女レツナ―少児向特別版』福島メグミコ
■参考URL
- 作者: 福島メグミコ
- 出版社/メーカー: 新風舎
- 発売日: 2004/06
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/megumico_trash/
著者・福島メグミコ氏のはてなダイアリー。
- 『孤独な鳥がうたうとき』トマス・H・クック
- 作者: トマス・H・クック,村松潔
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/11/09
- メディア: 単行本
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- 最近はフォローを怠っているけど(笑)、クックは好きな作家の一人だよ。
過去と現在を交鎖させながら、記憶に定着していたそれまでものとは著しく異なる相をまとった過去が現在において提示されるという同一の手法で描かれた圧巻の連作「記憶シリーズ」*1は是非、姫にも読んでほしいです。
- 『灰色の魂』フィリップ・クローデル
- 作者: フィリップ・クローデル,高橋啓
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: 単行本
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- 作者: 大槻ケンヂ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
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- 作者: 大西巨人,荒井晴彦
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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- 『異邦人たちの慰め』イアン・マキューアン
- 作者: イアンマキューアン,Ian McEwan,宮脇孝雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1994/03
- メディア: 単行本
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- 「よかいち」リストに追加したほうがいい作品かな?
本作読了で、マキューアンコンプリート達成となります。
*1:『緋色の記憶』(ISBN:4167218402)『死の記憶』(ISBN:4167254425)『夏草の記憶』(ISBN:4167218585)『夜の記憶』(ISBN:4167218658)
残るフェイヴァリットリストは?
K:先日「フェイヴァリットリスト 海外文学編」の選出が終了しましたので、新しいリストの作成にそろそろ入りましょう!
残るリスト作成は国内文学の長編&中・短編になると思いますが、どちらを先に作成しましょう?国内文学はどちらにしても、選出が難航することと思います(中・短編ならお互いにおそろいのが1作*1はもう確定済みなのよね?(笑))
どちらのリスト作成を先にするか、ご意見をお聞かせくださいねえ。
C:うん、そろそろ新しいフェイヴァリット*2リスト作成に着手しましょう!
え?残るリスト作成は国内小説の長編&中・短編だけでなく、まだまだあるよ?「児童小説(含む絵本)編」「ノンフィクション編」なども予定しているのだけど?(笑)
以前におおよその目安を示した、分量の問題(「長編なのか?中編なのか?」)があるので、今回のリスト作成は、国内小説の中・短編にしようか?どうかな?
コロ姫が言うように、国内編は海外編以上に難航しそうだよ(笑)。(04/11/28)
K:お返事をどうもありがとう。そうね(笑)、以前に「児童小説編」「ノンフィクション編」「随筆編」なども作成していこう!っていうお話になったわね。なんというか、「残る難航リスト!」って言う意味で「残るリスト」なのよ!(笑)
今回は国内小説の中・短編を作成して次に軽めの「児童小説部門」などを作成する段取り(?)でいきましょうか?
しかし、国内小説の残り9作品*3の選考はやっぱり難航しそうよねえ。(04/12/16)
C:コロ姫もお返事どうもありがとう。
以前のその会話ときに、作成するフェイヴァリットリスト候補をお互いに挙げていったら、全部で9つになったんだよね。キリのいい「10にしたい!」とコロ姫から提案されながらも、残り1つのリストがいまだ未定だったね(笑)。そんなことも含めて、残りのリストは難航なんだよ!(笑)
うん、今回は難航必至の国内小説中・短編*4リストを作成しよう。それ以降は残り1つのリストを何にするのかも含めて再度検討しようか?(04/12/26)
*1:お姉さまも読まれたというあの1作ね?(笑)
*2:アンテナにNOVALA BOXが…(笑)。新刊間近なの?(笑)
*3:姉が、「Mさん、そんなに面白くなかったよ…」って言っていたわよ(笑)。
*4:え?「姉が、『好き好き大好き超愛してる。』面白かったって」って言ってなかった?(笑)
コロ姫(♂なの…?)へ(第三回課題)
C:第二回課題が思いの外、時間が掛かっているため*1、次へと進めません(笑)。第二回についてはあとは解説中心になると思うので、並行して第三回に挑んでもらいます。
どこでもよいので一箇所(もちろん複数箇所でも可だよ)、ページのデザインを変更してください。センスが問われるよ?(笑)
では、よろしく!
K:課題をいただきまして、今回の挑戦としては「シックに」という考えでおります(笑)。
背景に可愛い☆君姫を載せている状態でシックにしたいと思っています(もしかして難題?)。
ページを見て一番シックじゃないと思われるところは、「ひめごと」のタイトルのところなのよね。このテキストって画像に置き換えられるのかしら…?もし置き換えることができるのなら、あたしがエレガントなフォントで画像を作成したいと思うのだけれども…。ど、どうなんでしょう…?(04/11/23)
C:お疲れさま。
シ、シックへの挑戦!コロ姫的な「こってり」を期待していたのだけど?(笑)可愛さとシックの同居。それが「ひめごと」です。
ヘッダ及びサイドバーのフォント色が変更されたね。どうかな?淡い背景の上にさらに淡い色だと見えにくくないかな?
タイトル「ひめごと」をテキストから画像に置き換えることは可能だと思うよ。エレガントなフォントを用いたタイトル画像ファイルを送ってもらえれば、こちらで設定するよ。
では、若干のダメ出しもしちゃいましたが、スタンプを用意してお待ちしております(笑)。(04/11/23)
*1:出題から3ヵ月が過ぎようとしているね…(笑)。
阿部ちゃんが
C:伊藤整文学賞に続き、毎日出版文化賞(文学・芸術部門)を受賞。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041103ddm010040152000c.html
『シンセミア』はやっぱり傑作だよ?(笑)
K:おぉ…。阿部ちゃんがまた文学賞を…。阿部ちゃん、大活躍だね!
紹介していただいたURLの記事を読ませていただきました。「『シンセミア』のリアルな描写が評価されました」とあるけれど、確かに『シンセミア』はものすごくリアルよね(笑)。我々のどうしようもない現実と陸続きのような見たくない「リアル」*1に満ち溢れていたわよね(笑)。
『シンセミア』へのあたしの感想はきっと、『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代(上)』でのP108辺り、「芸術作品のうちに、自分自身や自分の好みだけを」あたしが見ているせいなのかもしれないわ。(04/11/20)
*1:文学作品への評価で「リアル」なんていう言葉を使うのはどう思われます?(笑)
『青春と変態』読書会
K:お知らせが遅くなりましたが、10月課題図書の『青春と変態』の読書会を開催したいと思います。
三ヶ月連続であたしが主催者となっています(笑)。今回のお部屋名はもうそのままで行くわよ!
開催にあたって、カイエ姫のご都合をお聞かせくださいね。
C:20日がいいかな。コロ姫(6262*1っ!*2)の都合はどうだろう?
部屋名*3はそのままで行くとのことだけど、その場合、試合放棄と見なすよ?(笑)2敗となり、コロ姫部屋名3本勝負敗戦決定で罰ゲーム*4決行*5となるけど…。(04/11/14)
K:お返事をどうもありがとうー。あたしのほうも20日で大丈夫ですよ。時間のほうはどうしましょうか?22時くらいからでいいかしら?
部屋名についてなのですが、カイエ姫も浮かばなかったとのことなので、今回はドローになります*6。
では、時間のご都合をお聞かせくださいませね。(04/11/15)
C:コロ姫もお返事ありがとう。20日の21時でも22時でも、どちらでも大丈夫ですよ。
ドローというか…僕との勝負ではなく、コロ姫による、コロ姫自身の発想力・ジャンプ力との勝負なんだよ?*7今のところ1勝1敗だけど…。あまり飛べてないけど…。今回の部屋名で、雌雄が決します。(04/11/19)
K:お返事をどうもありがとうー。読書会は22時からお願いしますね。
部屋名勝負はあたし自身との戦いだったのね?(笑)そんなことを言われたら無闇にがんばりたくなるじゃないのさ!*8では、残り時間で素敵な部屋名を考えてみますね?(笑)(04/11/20)
*1:あたしはムニムニしてないよ?!スレンダーです。
*2:ムニムニじゃなくて、「ムフムフ」ね…。コロ姫と言えばムフムフ、ムフムフと言えばコロ姫。その「ムフムフ(赤面)」です。コロタンさ、こういう数字による当て字の解読、ちょっと弱いよね?(笑)一つ出題。「8・10・7」は?(当然、これも罰ゲーム対象です)
*3:「お手本」に備えて僕も部屋名を考えてみたけど、タイトルそのままズバリしかいいのが思い浮かばなかったんだよね、実は(笑)。
*4:『青春と変態』P36〜37の朗読です。
*5:っていうことはカイエ姫たまはP94〜P95を読んでくれるということよね?
*6:って、あたしがいつのまにか2敗になってる…。いままで全勝のはずなのに…。2連敗で危ないのはカイエ姫たまのほうなのよ?(笑)
*7:P94〜95は、ムフムフに接した際の感慨と密接に関係する箇所じゃないの。
*8:自分自身との戦いであれば、あたしは毎回がんばっているという意味では勝っているわよ?(笑)